DT-1

国産初の本格オフロードバイク「DT-1」

DT-1は1968年に発売された国産モデルで初めてとなるモトクロスモデルです。

今でこそロードレーサーの公道モデル仕様とかモトクロッサーの公道モデルというものがたくさんあるわけですが、当時は二輪車というもの自体がそれほどスポーティーなものではなく、スーパーカブよろしく、実用面重視の作りとなっていました。

そのため、モータースポーツ用のモデルと公道用のモデルとでしっかりと区分けして開発されることが多く、モータースポーツ仕込みの公道モデルなど全くありませんでした。

しかし、ヤマハは当時モトクロス競技用に作ったYX26をベースにしたモデルを作り、それを始めての公道用のモトクロス専用モデルとして発売したのでした。

要するにこのモデルが現在のXTシリーズやWRシリーズ、DTシリーズの原点ということです。

エンジンは250ccピストンバルブ式の2ストローク単気筒で、18.5psを発生させていました。

現在のモトクロッサーのようにフロントタイヤに大径タイヤを付けるというスタイルは当時はまだなく、どちらかというと現在のダートトラッカーのような、前後同径の極太タイヤを履くといったスタイルを持ちますが、これは当時のモトクロス競技で使われていたものなので、それを忠実に再現したとみるべきでしょう。

現在では台数がかなり少なくなっているため、中古で買おうとしても見つけるのが大変です。

見つけたとしても平均して50万円以上の値がついていることが多く、多くがオリジナルではなくレストアされたものとなっているので、きれいですが歴史的価値は低くなっています。

 

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