VMAX

Vブーストシステム搭載「VMAX」

日本がまだ750cc以上のオートバイを売ってはいけないとされていた時期の海外向けとして作られていたのがVMAXというモデルです。

エンジンは、1200cc水冷4ストローク、V型4気筒を縦置きにしたもので、最大出力145psを発生させていました。

フォルムとしては、フロントスポークが長いのでアメリカンタイプのように見えますが、アップハンドルなどはつけられておらず、乗る姿も前傾姿勢になりますので、アメリカンというよりはドラッグレースに使うドラッガーのようないで立ちを持っています。

このモデルで特徴的なのは、Vブーストシステムという吸気系装備です。

これは1気筒に付き一つのキャブレターで吸気と燃料供給を行っている状態であるものを、エンジン回転数が6000rpmを超えたあたりから起動するバルブが開くことによって、1気筒に付き2つのキャブレターで吸気・燃料供給を行う形に切り替えるといった仕組みで、高回転の時だけツインキャブにすることによって、最大出力を稼ぐことができるというものです。

ただ、これは輸出仕様モデルだけにつけられるもので、1990年に750ccオーバーモデルの販売解禁となった時に国内向けとして作られたモデルには付けられていません。

当時は、排気量の制限は撤廃されましたが馬力規制があり、100psを超えることが許されなかったので、デチューンの一つの方法として採用を見送ったということになります。

このモデルは2000年に一度、生産が終了されていますが、2008年にモデルチェンジと称して2代目モデルが発売されました。

このモデルは海外向けモデルと同様のものとなりましたが排ガス規制、音量規制などによって、事実上のパワーダウンを余儀なくされており、海外向けが200psであるところ、国内向けは151psとなっています。

 

サイトマップ